リアルサファリ!?体感せよ、これが隠岐ユネスコ世界ジオパークだ!!〜西日本放浪の旅1日目〜
2016年4月14日
バスタ新宿
⏰19:16
4月4日に開館されたばかりの出来立てホヤホヤ『バスタ新宿』に私は来ていました。
ほんの数日前、初めての北海道に降り立ち目新しい土地や文化に触れ、旅心が触発されてしまった私。次は西日本をあてもなく放浪してみようと思い立ち、バスタ新宿へとやって来た訳なのです。が、、
「うーん、どこ行こう?」
ここで日本地図にダーツでも投げて決めるとかサイコロを振るとか、そんなエキセントリックな決め方をチキンハートである私にはできそうもない。
せっかくなら行っことのないところがいい。とにかく冒険がしたいぃぃ!!!!
「そうだ、島に行こう」
(–Junpedia※冒険=島に変換。ワンピースの見過ぎ。)
ということで、わたくし深沢が未だ開拓地の島であり、尚且つ『なんか面白そうな島』をピックアップして更に絞りに絞り…。目をつけたのが…おきのしま…(あっちの沖ノ島では御座いません。)
島根県にある、あの誰もが漢字を覚えるのに四苦八苦したであろう、後醍醐天皇が島流しされた『隠岐の島』のほうです。
決め手の理由は2つ。この隠岐の島、地図を見てみると「耳耳(みみ)浦」「イザナギ浦」「鬼ヶ島」「摩天崖」「通天橋」「天上界」「乙姫御殿」「国賀海岸」などの地名や岩の名前がたくさんあって、「なんか『日本昔ばなし』を全部ギュッとして詰め込んだみたいな島だな。」と興味が出たから。もう1つは、今回行きたい西日本だったから、です。安易な理由はともあれ『隠岐の島』、冒険の匂いがプンプンします。
東京から隠岐の島へのアクセスはこんな感じ。
出典:http://oki-dougo.info/data01/room/access.html
隠岐の島は、島前と島後に分かれているようです。
今回、私は東京を出発し『七類港』へ。七類港からフェリーに乗り継ぎ、島前上陸を目指すことにしました。
「え、じゃあ、なんでバスタにいるの?」そんな声が聞こえてきそうですが、それは私が貧乏暇ありだからです(働け)。
少しでもたくさん旅するためには、多少の精神が削り取られても最安価だし、本数も多い。なにより早朝に目的地へと運んでくれる深夜バスは飴と鞭を与えてくれる、もはや神のような存在…。「これもしかして貴族の乗り物なんじゃないのん?」とすら思ってます。(自分でも何言ってるかわかりません)
この19時40分の米子行きに乗車したらこの旅の始まりです。
何時間かかるかは敢えて知らないずにワイルドに乗り込んでしまいましょう。
深夜バスマイスターの方たちの間ではもはや常識かもしれませんね…
(–Junpedia※(注))深夜バスマイスターとは深沢の架空能力資格で実際には存在しません。)
鳥取県米子バスターミナル
⏰6:30
「〜…おはようございまs…。」
結果、バスタ新宿から11時間揺られてやってまいりました米子。
着いたら(そりゃもう)、朝です。状況はご想像におまかせします。
米子駅に到着し、思いっきり背伸びすると「ワケがわからないくらい血が巡って気持ちいー!!」が、それも束の間の立ち時間…。隠岐の島へ上陸するためには七類港から出航している旅客フェリー『おき』に乗船しなければいけません。お次は車に乗って港へ向け再び移動開始です!
曇一つない爽やかな青い空。
昨晩、深夜バスで座りすぎたお尻の痛みをスカッと忘れさせてくれます。
眠い体をしばられて〜体力バスで削られて〜そんな「ギザギザハートの深夜バスララバイ」状態だった為、まだちょっと眠い。はっきりわかったとこは「次は飛行機」。
米子駅前から車で約1時間程走り、美保関町へと入ってまいりました。
隠岐の島へアクセスしてくれるフェリー『おき』は七類港を9:00出航する便があるので、その時間までこの絶景を眺めながら、仕込んでおいた朝マックでモーニングタイム。
*フェリー時刻情報などはこちらをチェック→http://www.oki-kisen.co.jp
逆光で霞んでしまいましたが、バックには綺麗な七類湾が一望できます。
こんなに贅沢な朝マックがこの世にあったのでしょうか…。
絶景のおかげか、、はたまた、島根マックの魔法ソースでも使ってるのか。
ソーセージエッグマフィンめちゃくちゃ美味しい。
七類港から隠岐の島へ
⏰8:25
お腹も満たされ、時間もちょうどいい具合になってきたところでフェリー乗り場へとやってきました。
なかなか個性的なフェリー乗り場の外観。
この隠岐の島と本土を結んでいるフェリー乗り場の駐車場には、少しサビた古い型の軽自動車や軽トラックが至るところに駐車されてありました。気になったので本土の地元の方に尋ねてみたところ、隠岐の島に住んでいる方が本土へ来た際に使用している現役バリバリの車なのだそうです。
なるほど〜!車社会である島根県。車は必要不可欠なので隠岐の島の方はみんな本土と島、両方に車を持ち合わせているんですね〜。
↑これが「フェリーおき」以外とでかい。
チケット(二等席 2,920円)を窓口で購入していよいよ乗船です!
*料金はこちら→http://www.oki-kisen.co.jp/mkpage/hyouzi_editor.php?sid=97
「船って旅感があっていくつになってもわくわくできちゃうな〜。ランク?のある客船にあまり乗った事がないんだけど、フェリーの二等席ってどんな感じなのかな?」
「お?」
「ひょー!!!雑魚寝のやつだーーー!!!(初)」
ちなみにこの時、観光客らしき方は見た感じ多分私のみ。
私のド素人感とは対照的に、周囲の方たちの慣れてる感がハンパないです。
乗り込んで、ものの5分足らずであの体勢、首の置き場。揺るがない固定感。もう乗り方を熟知してる。=地元民だと勝手に判断させて頂きました。(と言うか、コレまだ出航前の様子。)
そして9:00、いよいよ隠岐の島へ向けて出発ーー!!!
目指すは島前!!先ず、船は島後を経由し、島前へと到着します。
七類港から島前までは約2時間半の船旅になります。ちなみに『高速船レインボージェット』とかいうハイテク船だと1時間ちょいで行けるそうです。
だいたいフェリーに乗ると、室内の席で何かしらしている人や寝てる人。外のテラスで海を感じたい人など。楽しみ方が分かれるものですが、私は後者タイプ。
「っしゃーー!!!海〜海〜!!フェリーから見る景色、いろんな小島が見れるから楽しい〜」
この日、なかなか風が強めでして、、。
⏰約30分後。
「…軽く船酔いしました。」
なんかもう目が据わってますね。
東京を出発して約14時間が経過。
高速バス、車、そして船と、既に三つの乗り物に揺られっぱなしになっている私は、まさに「移動トライアスロン」状態。
雑魚寝ルームに戻り、到着するまで大人しく爆睡タイムです。
「まもなく、島前へ到着致します〜…」のアナウンスが流れる頃、2時間の爆睡により充電された身体を勢いよく起こし、窓の外を眺めてみると目玉のおやじと一反木綿が「ありがとう」と出迎えてくれていました。
隠岐の島へ初上陸!!隠岐ユネスコ世界ジオパーク
⏰12:25
どどーん!!!東京を出発して約16時間半…
隠岐の島(島前)初上陸ぜよーーーーー!!!!
いや〜〜にしてもココまで遠かったな〜
港からそのままレンタカーが借りれるようだったので、さっそくレンタル。
とりあえずエナジー的なものを手に入れたいので、冒険の前にレッドブルノンシュガーをコンビニで入手したいと思います。
(-junpedia※レッドブルノンシュガー=深沢が一番愛飲しているエナジードリンク。2016年4月現在)
「いやぁ〜到着早々、隠岐の島のどかでいいっすなぁ〜海もあるし」
「緑もたくさんあるしぃ〜!」
「ありり…???コンビニの気配すら感じないなぁ…(汗)」
「・・・。」
「うむ。困ったときは現地の方に聞きくのがいちばんだよねー!」
第一町人が全く見当たらないので、港に戻って受付のおばちゃんにコンビニがある場所を聞いてみたところ、最寄りのコンビニは本土の島根県…(‼︎!)。つまり
隠岐の島にはコンビニございません!!!
参りましたね〜。コンビニの有無を前もって調べていなかったのが安易でした。
しかし、コンビニもないと聞いた私が「隠岐の島(ハン)パナい!!!!」と、ますます興奮してしまったのは言うまでございません。
かわりに、島内で唯一のスーパーマーケットがあるとの情報をゲットし、気を取り直して再出発!
それがこの『ユアーズ』とだけ書かれた、実にシンプルな佇まいのスーパーマーケット。島民の方々の生活をこのユアーズが支えているのでしょう。
レッドブルノンシュガーを求めてユアーズの店内へ。
「…?????」
ファーーーッ!!!レッドブルがない!!!!
隠岐の島、レッドブル未上陸(説)!!!
「負けた…。」
私は隠岐の島に完全に負けていました。「東京にカブれた小娘よ、どこにでもコンビニとかレッドブルがあるなんて思うなよ。」と嘲笑われているかようでした。自分の知っている狭い狭い知識や情報だけで「当たり前」だと思い生きていたのか…そんな私(当時24歳)の浅はかさが、まんまと浮き彫りとなった瞬間でした。
(レッドブル・カルチャーショックが大きすぎて取り乱してしまいました(反省))
かわりにオロナミンCを購入し、これを教訓に「お店は無いかもしれない」という可能性を常に考えることとし、再びお食事処のある港近辺へと戻って、ランチを済ませてから探検へ行くことにしました。
港の正面にある、軽食喫茶店でランチにしたいと思います。なかなか渋い佇まい、いいですね〜。
お食事処『善』さん。
『自家製さざえカレー』。普段同じ店のインドカレーばかり食べている「食の冒険しないマン」の私なのですが、地方に来たらやっぱり個性的なメニューが気になります。
入店直前の玄関前によくある「営業中看板」的なやつ。
「ヤッとッど」と書かれています。隠岐の島の方言なのでしょうか?カタカナのせいでなんか雄々しげネ。
そして「旅の時には食も冒険するマン」に変身する私は、もちろん『自家製さざえカレー』をオーダー。
「ほほ〜う。」
見た目は意外と至って普通のカレーが出てきました。
具材にさざえが6匹分ほど贅沢に入っていました。
隠岐の島ではさざえは名産グルメのひとつ。
その他にも、海産物はもちろんのことながら「隠岐そば」「隠岐牛」も有名な隠岐の島の名産グルメのようです。
『自家製さざえカレー』港町ならではのなかなか面白いカレーが楽しめました。
絶景かな、絶叫かな?国賀海岸へ
⏰13:34
さざえパワーもチャージしたところでいよいよ、本格的に隠岐の島を探索スタート!
まず最初に向かうのは、隠岐の島を語る上では絶対に外せない、隠岐観光スポットの中でもド定番中の定番である、言わばディズニーランドでいうところのトゥモローランドエリア的スポット(※深沢の独断です)、 西ノ島町にある『国賀海岸』を目指して車でひた走っていきます。
車から見える景色だけでもダイナミックで壮大な絶景が拝める予感〜! そして国賀ロータリーの駐車場が見えてきましたよ〜!
「うひょおおおおーーーーおおぉぉぉぉぉーーーー!!!!!!」
これが国賀ロータリーの駐車場から見える景色。
「アメージーーーンッッグゥ!!!!!!!」
「なんか上手く言えないけど、なんかめっちゃ夢っぽい…!」
素晴らしい景色に視界が支配されると現実味が無くなるのでしょうか…。
頭がまだ寝ているかのような気の利かないコメントしかできませんでした。
ここから先へは『摩天崖遊歩道』歩いて進んで行くことができます。
この展望台までを繋ぐ『摩天崖遊歩道』は、『一生に一度は訪れたい遊歩百選』に認定を受けている遊歩道。
山頂までは片道2.3kmおよそ1時間半と、なかなか長めの道のり。
「絶景目指して国賀海岸をレッツ、ハイキィィィイン!!!」
坂を下りきってみると、木造の休憩所とお手洗い場がありました。
ここから先にはお手洗いなどの施設がないので、鬼舞展望台まで丘を登り切りたい方はここで済ませておきましょう!(※やはり、ここは大山隠岐国立公園指定区内の為、近くに飲食店や商店、自動販売機はないようです。)
ここが一番近くで見れたポイント。
きれいな海に奇岩が一帯に並ぶ『天上界』。
そして先の尖った『観音岩』(すいません。見切れて写ってませんでした…)。
その右手方向には、かなり特徴的なアーチ型をした岩の架け橋『通天橋』。
海にせり出した巨大な岩石の中央部が海食作用によってえぐりあけられたもので、なんとも不思議で奇妙な形をしています。「あんなワンポイントで岩に穴くとか、自然凄すぎィ〜!!」
一旦、遊歩道の坂を下ってきましたが、ここからがいよいよ登りスタート!
体力には割りかし自信アリな私でしたが、なかなかコレが急で思っていた以上に息が上がります。
とりあえず5分〜10分ほど登ると、こんな景色が見えるところまで進みました。
「や〜、もしコレが真夏だったら絶対ココでギブしてたわ〜(笑)わはは〜」
「??」
(頑丈な柵と階段で仕切られていました。)
「ここから先は放牧地内…??馬と牛???…。へぇ。」
「…にんじんとかあげていいの?生きのいい馬見つけて乗馬してやんよ〜!わっははは〜wwピュ〜ピュ〜♫(「崖の上のポニョ」を口笛で奏でていました)」
「あ〜ゆかい愉快。…」
(※写真だとショボく見えますが、実物まじデカイ。)
「あっ。死ぬかも」
余裕かましていたら、早速で巨大ボス牛(っぽい奴)と鉢合わせてしまいました。
鋭利なツノが見ているとかなり不安になってきます。(※この顔は死を覚悟した時の顔)
巨大牛とその距離、約10mほど。
「これは弱りましたなぁ…。」
「通り道のど真ん中にいるんですよねー。」
10分間ぐらいボス牛と意思の疎通を試みましたが、無駄でした。
「なに、たかがボス牛一匹で深沢ヒヨってんじゃねーぞコノヤロー!!!」とお思いの方、まぁまぁ落ち着いてくださいな。
10分間の間に後ろからカッチリ塞がれてたんですねー、アティシ。
「にしても、、えー。すっごい見てくるわー。あたしを餌だと思ってんの?私の反抗期の頃の目にそっくりだなぁ」
牛(立ってる方)の鼻息が荒々しく闘争心剥き出しです。
たぶん「ボスにチョッカイ出したらあいつ、ツノで刺す」的な感じでしょうか。
まだ生かしておいてほしいので、目を合わせないように(これ熊?)牛ボスの横をソロ〜りと難なくクリア。
牛に気を使う日が来るなんて「いただきますの時くらいだろ」と思っていましたが、この世はいつ形勢が逆転するかなんてわからんものです。
馬もモンスターかな?と思うほどにデカイ…。脚の筋肉がすごい。
『隠岐ユネスコ世界ジオパーク』の魅力を体感すべし!
それにしても何度も何度も立ち止まっては振り返り、思わず見入ってしまう程のダイナミックで壮大な景色!!これが、日本ジオパークにも認定された『隠岐ユネスコ世界ジオパーク』の絶景です!!
そう、実は世界ジオパークネットワーク (GGN)という、世界中にあるジオパークを認定する組織により、現在では33ヵ国120地域が世界ジオパークに認定されているのですが、その中のひとつに『隠岐の島』が2013年9月に認定されました。
『隠岐ユネスコ世界ジオパーク』の認定されている範囲は、隠岐諸島である陸域全島はもちろんなのですが、離島という環境と海洋生物や漁業などの人の営みも重要であると考えられ、陸域だけではなく海岸から1kmの海域も合わせた、計673,5km²(陸域346,0km²、海域327,5km²)をジオパークの範囲として認定されています。
かなりざっくり言うと「ジオパーク」つまり、この『隠岐の島全体』が『大地の公園』として世界的にも認定されているってこと!!
「ほぉん。知れば知るほど、さりげ無くすごい…!!
もっと島前を冒険して『隠岐の島』を根掘り葉掘りしてやりましょ。」
では、そんな大自然の魅力に溢れている『隠岐ユネスコ世界ジオパーク』。
その中でも随一の、美しく圧倒的なスケールの大きさの景観地で壮観を見せてくれるのが、私の後ろに写っている大きな断崖絶壁。『摩天崖(まてんがい)』
ディズニーランドでいうところのシンデレラ城、いわゆるラウンドマーク的存在といったところでしょうか。
まるでナイフで、スパッスパッ!!っと切り取られたような海抜257mの大絶壁!!!これはまさに圧巻です!!!
なんだろう…さっきボス牛の面クリアしたからかなぁ、、
ジブリとか、RPG(ロール・プレイング・ゲーム)とかにありそうなファンタジーのような世界観。
海蝕作用によって出来た崖では日本有数の高さを誇る『摩天崖』。
日本海の荒々しい海食作用を受けてできた断崖、絶壁、洞窟などが、なんと東西に約7kmにも渡って続いているのだとか。大山隠岐国立公園にも指定されている、国賀海岸にある代表的な景観スポットです。
せっかく『摩天崖』の断崖絶壁と『人生崖っぷち女(24)』がちょうど揃っているので、崖と崖っぷち人間のツーショットも納めておきました。待ち受けに設定したいとおもいます。
横から写真撮ると全然崖っぷち感出ませんね。上目から撮影したらボチボチなギリ感は出ました。ですが後ろに柵も何も設置されていないので、めちゃくちゃ怖いです。
断崖絶壁とはいえ、角が斜めってるので、今この状態で正面から牛にタックルされようものなら魚の餌になってしまいます。背後の崖と背後の牛にはくれぐれも気をつけましょう。
摩天崖山頂へ
⏰15:23
道なかば、立ち往生していまったところもありましたが、国賀ロータリー駐車場から約1時間20分ほどで無事に摩天崖山頂まで登り切ることが出来ました。
「やっほ〜!やっと着いたぁ〜!!」
山頂257メートル。
思っていたより疲れましたが、見晴らし抜群の草原道だったおかげで決して黙々と登るというようなことはなく、絶景をいろんな角度から堪能しつつ山頂まで楽しく登ることが出来ました。さすが『一生に一度は訪れたい遊歩百選』その名の通り、いや…それ以上でしたー!
ただねー、ネックな事をひとつあげるなら…
摩天崖遊歩道には爆弾(=牛馬のフン)がこれ見よがしに落ちているんですねー。
爆弾を避けきることはおよそ不可能レベル。
「マリオカートのバナナDEトラップ」やってる感覚で爆弾トラップを楽しむ事ができればアナタの勝ちです(適当)。
『んちゃ〜、国賀海岸の記憶。絶景半分、う◯こ半分。山頂へたどり着いた達成感プライスレス。』
(忘れてどうぞ)
たとえ、靴がフンまみれになったって『一生に一度以上は』また必ずこの絶景を再び見に『摩天崖』へ足を運びたくなること間違いナシ!!
「余計な事を教えてくれるな!え〜じゃあ嫌だ〜。お気に入りの靴で踏みたくない。そもそも歩きたくない。etc…」そんなあなたに朗報デス!
山頂に車でダイレクトにアクセスできる『摩天崖ロータリー』というところがありました。
摩天崖ロータリーから山頂の絶景ポイントまではお散歩程度でたどり着くことができるので、時間に余裕がない方、体力に自信がない方でも安心して摩天崖、国賀海岸の絶景を見ることができます。
ハードルは高ければ高いほどくぐりやすいってことネ!
そしてこれが摩天崖の山頂から眺めることのできる景色。
日本にもこんなに大自然に圧倒されてしまう程の絶景があったことを、どうして今まで知らなかったのか不思議です。うーむ。まだまだ勉強不足だなぁ。
これだけ大自然の綺麗な景色をずっーと見ていたら、レッドブルがないとか、年末になるに連れてひとり酒がふえるとか、Googleマップ使ってもブックオフにたどり着けずに帰るとか、普段悩んでいる事なんか「小さいんだなー」って思えてきたり。そんな憂鬱な気持ちさえもこの隠岐の島の絶景や大自然が吹き飛ばしてくれました。
「ありがとう、摩天崖!!国賀海岸!!」
(おまけ)
みなさん、お気づきでしょうか?
隠岐の島に上陸してから(港とお店以外で)ここまで今のところ人っ子一人(車も)いない事を。
(写真をご覧くださいませ。)
隠岐の島、MA・ZI・DE!人がいません!!!
この景色を全部ひとり占めしてきました。
にしても、人間いなさ過ぎると、さすがに不安だったけどね…
つづく。