焼火山展望台〜西日本放浪の旅2日目〜
2016年4月16日
早朝4時30分に設定したアラームで起床し、寝癖を付けたまま車に乗り込み、まだ真っ暗な道を20分程ひた走る。寝る間も惜しんだ隠岐の島滞在2日目の探検スタートです!
焼火山を暗闇登山
⏰4:50
おはようございます。この日、夜明け前に車を走らせやって来たのは、隠岐郡西ノ島にある山の中で最高峰である標高451.7mの『焼火山(たくひやま)』の山道入り口駐車場。
こんな時間に焼火山やってきたのは言うまでも無く、西ノ島の一番高いところから日の出を見ようと思い立ったからって次第です。
ちなみに、この旅で登山する予定なんてなかったのでワンピースで登山します。
(後日、山をよく知る人に怒られました)
で、いざ来てみたけどさっそく後悔、、。
駐車場の周囲には街灯が1本のみ。もちろん人けは無く木々に囲まれかなり暗い、、!怖い!!めちゃ怖かったので写真を撮る余裕もなく、写真は拝借してきました。
この『焼火神社』と書かれた木の看板横の細い階段からが登山口となっているようですね、、。来たからには成し遂げたいので、ビビりながらもさっそく山登り開始です。
ルートはこんな感じ。
出典:http://www.geocities.jp/houshizaki/takuhiyama-nisinosimatyou.htm
地図上の赤く示されたルートが2本ありますが、今回私は下ルートから登ってみる事にしました。目指す目的地は最終地点である焼火展望台。そして焼火展望台から日の出を拝みたいと思います!
スタートである駐車場地点「春の路」から始まり「学習の路」を経て「探索の路」という様に展望台まで、なんとなく想像しやすいルートの名前がついています。
登山ルートに入ってからは、街灯ひとつ無いのでかなりの暗闇…。
アイホンのライトで足元を照らしながら進みます。暗い、細い、怖い。
※画像はイメージです
としまえん遊園地の子供騙しなお化け屋敷でも苦手な私。「お願いだから怖いの見ちゃいませんように。」と心で祈り続け、さらに『まむし注意』の看板と変な動物らしき声が私の不安を倍増させ煽ってくるので、機械的な速度で足早に進んでいきます。
駐車場から10分程登ると、下の看板に書いてあった『焼火神社』の鳥居がありました。この鳥居を通り越し、またしばらく登り続けると奥に行くにつれ、獣道に。「探索の路」に入る頃には周囲も少しずつ薄明るくなり、また、同時に傾斜は急になりハードな道のりになってきました。
後日、調べて知ったのですが、この焼火山の登山道は山頂まで整備する(道をつくる)のに10年間もかかったそうです。
焼火山展望台
⏰5:28
そしてスタートから黙々とひたすら登り続けること、約40分。
長く伸びた草をかき分けた先には、とってもシンプルな木の板で作られた展望台を発見!広さは大体、正方形に縦横5メートル程のかなりこじんまりとしたスペースに、同じ木の板で作られたテーブルがあるのみ。屋根はない簡易的なものでした。(すっぴんスイマセン。)
そして、この焼火山展望台から見える景色がコチラ…!!
まるで浮世絵の世界ー!!\(^o^)/
余談ですが、今回から不慣れな自撮り棒を導入しました。
一人旅にはマストアイテム(遅)たぶんすぐ飽きる
展望所に着く頃には、もう日の出寸前!!
(※霧で太陽が隠れていただけで、もうとっくに日の出しちゃってた説ありますが、無視でお願いします)
そしてコレが
隠岐の島の美しい朝焼けだッ…!!
こんなに贅沢かつ、清い心で迎えられた朝は私、24年間生きてきて初めてかもしれません。この景色は何千年、…??何万年??も昔から変わらないのだろうと考えると驚異的ですよね。
生きているうちに、もうこの場所には来れない気がしたので、
しっかりと目に焼き付けて…
…お腹が空いたので下山します。
参考サイトはコチラ→http://www.nijinet.or.jp/Portals/0/pdf/yama100/sheet/024.pdf
つづく